こんにちは、生産部の倉田です。
先日名古屋城の本丸御殿の見学に行きました。その一部を紹介します。
この障子を見て気付くと思いますが、中央で同じ幅・同じ間隔で貼り合わせています。
バランスが良いですね。
書院造の部屋です。金箔の襖が眩しいです。
最後に紋縁、種類は『小紋白』という今までの丸い紋縁とは違う縁。
丸い紋縁は互いが隣同士になれば良いのですが、この縁の場合は丸い紋だけではなく、斜めの線も合わせないとダメという高度な技術を要する縁です。
この縁を使用した畳が何百枚もあるとの事…職人さんたちの苦労が忍ばれます。
これらの物は全て史実に忠実に復元しているそうです。江戸時代の職人さんたちの技術は凄いですね。
この名古屋城の本丸御殿は2018年(平成30年)に完成するそうです。
完成したら、また見学に行きたいですね。
宮内です。
畳表には色んな素材が使われています。
イグサ、和紙、などなど・・・
天然のイグサにも普通のイグサと七島イグサがあり七島イグサはイグサという名前が付いてはいますが
イグサではなく水草の一種です。とても太く丈夫な草を半分に割いて表としております。
そんな水草で織られた表が琉球表、または青表と呼ばれています。
国産の七島イグサ、青表です。
梱包されてこのような状態で送られてきます。
大分県国東半島産の琉球表。
中国産に比べ高価であり色もより鮮やかな青色に近い緑です。
見た目は中国産の方が色も均一で厚みもありました。
こだわりの商品ですね。国産ブランドにこだわるか、お求めやすい中国産を選ぶかは自由ですので
自分の求めているものをお選び下さい。