こんにちは、内装部の鈴木です。
ここ2週間近くは毎日障子の張替えをしております。
襖も障子も、紙を綺麗に張るために大切なのが下準備です。
古い紙をはがし、枠や桟を綺麗にする作業ですね。
障子の場合まず古い紙全体に水を吹きかけて糊を浮かせます。
水が足りないと糊がはがれませんし、
多すぎると木のアクが染み出して逆に汚くなってしまいます。
けっこう加減が難しい部分です。
糊が浮いてきたら紙をはがします。
この時も気を付けないと紙に引っ張られて、
桟の木がめくれてしまったり、毛羽立ってしまうので注意が必要です。
その後は水を拭き取りながら浮き出た汚れや
桟に積もったホコリを取り除いていきます。
乾燥させて、やっと紙を張れる状態になります。
下準備をしっかりするからこそ紙を張った時に綺麗にみえます。
また、限度はありますが折れた桟も出来る限り補修します。
満足していただける仕上がりでお返ししますので、
障子の張替えも秋山たたみにお任せください。