浜松で親子四代にわたり店をかまえる地域密着型の「生枠の畳屋」

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不定期掲載 はたらく〇〇 シリーズ

本日は秋山畳にて働く道具や機械など様々なものを

豆知識や雑学などを含めて紹介していくシリーズ第一弾です。

 

今回のテーマは はたらく「スパット」 です。

 

ではこのスパットとはどのような物か見ていきましょう…

 

新品の畳を製作するにあたってまずは色々な材料、厚さの中から床材を選び出します

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今回の材料は藁に代わって現在の主流であるスタイロ床と呼ばれる物です。

このスタイロに藁を組み合わせた藁サンドやもちろん藁床など好み、仕様、厚さに

合わせた畳が製作可能です。

 

その床材をカットするのが東海機器さんの「スパット」と呼ばれる機械です。

寸法を機械に入力してセットすると内蔵されている回転刃が回って寸法通りに カットしてくれます。

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カットされた材料は画像の通り真っ直ぐではなくテーパー状になっており

これにより納める時にズリッ!と入るわけです。

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そして寸法をチェックするために定規をあてて…

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ここで見えるのは皆さんが普段見ている定規とはちょっと違うんです。

単位は㎝ではなく一目盛りが「分」、十目盛りで「寸」

百目盛りで「尺」、一目盛りの十分の一が「厘」と

昔ながらの単位を使っています。

赤いゼロは関東の標準の畳の尺である「五尺八寸」の基準になりそこから大きいと「〇〇大」

小さいと「〇〇小」となります。

厘の単位で読むのでこの画像の床は「40小」と読みます。

 

デジタルな機械を使っても肝心なところは昔ながらの読み方です。

 

勉強になりますね~(´∀`*)